四季山遊会HP⇒
2003年6月28日阿蘇駒立山
田中(一)・折田・辻・吉野・北園・古川・斎藤(克)・川原(麗)・田城・中村(智)・前園・橋本(祥)・田中(小)・柿内・松葉・姫木・原田(17名)
風で吹き飛ばされそうな頂上!
実は、私にとって今回で段取り100回目の山行でした。今まで皆さんのご協力で100回1650人と一緒にまた無事に山をお供できました。朝7時15分集合。えびのパーキングで待ち合わせ栗野町・田代町の組に気をとられ、空港高速バス停で待つメンバーを置き去りにする。後続車も彼に手を振って先に行く。どれかの車に乗るんだろうという信頼関係が裏目に出る。100回やって初めてのミス。ミスはミス。修復すべき最善の方法を考える。彼は車で空港高速バス停に来ている。えびのPAまで車で来てもらう。その待っている時間、他のメンバーはミーティングをする。本当に申し訳ないことをした。しかし彼が笑顔で合流してくれた時はホッとした。3台で阿蘇に行く予定が、4台で阿蘇に行くことに変更。30分遅れて出発。
阿蘇に近づくにつれ、風雨が激しくなる。草千里駐車場も視界はほとんどない。参加者の希望をとり、風雨の中でもトレッキングしたいか伺う。なんと17名中16名行きたい!という返事。早速準備にかかる。
出発はしたものの視界はほとんどなく、草千里を前回下見した勘と、コンパスで烏帽子岳を目指す。九州遊歩道に合流しホッとしたものの、すごい風と雨だ。雨が肌にあたるとムチに叩かれたように痛い。快感という人もいる。肌を見せないように歩く。今回リーダーしていただいた田中さんはチベット等の未踏峰も制覇した方だ。
「風に背を向けるな!飛ばされるぞ。頭を向け身をかがめろ。」
と叱咤いただく。途中烏帽子岳を断念し、駒立山1157mに変更する。下見の時は一応念のため登った山だ。まさか役に立つとは考えなかった。
頂上まであと50mのところでまた風雨が激しくなる。ここを最終ベースキャンプ?!に設定する。全員を集め円陣を組み、登頂希望者を聞く。1名の地元熊本の祥さん以外チャレンジする。地元の人が登らないとは?何か危険が?一抹の不安がよぎるが祥さんも一緒に登る。(といっても2分で頂上)
頂上からは足元の池が見える。とにかく風雨が強い。急いでデジカメとインスタントカメラで登頂証拠写真を撮る。三脚が使えなかったのも段取り100回目で初めてだ。山はなにかいろんな体験をさせてくれる。人生そのものだ。
出発前すでに雨にうたれたカメラ